日置5人殺害 初公判始まる(MBC南日本放送)

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鹿児島県日置市の住宅でおととし、親族ら男女5人を殺害したとして殺人の罪などで起訴された男の裁判員裁判が、先ほど午前11時から鹿児島地裁で始まりました。 岩倉被告はおととし3月から4月にかけて、近くに住む日置市東市来町湯田の祖母・岩倉久子さん(当時89)の住宅で、久子さんと父親・正知さんの首を絞めて殺害し、2人の遺体を空き地に埋めたほか、安否確認に訪れた親族ら男女3人を相次いで殺害した罪に問われています。 被害者が5人にのぼり、極刑=つまり死刑も予想される中、18日の初公判は遺族の姿もありました。岩倉被告は落ち着いた様子で、裁判長から起訴内容について問われると、父・正知さんの殺害について「殺意はなかった」と述べ、正知さんが包丁を持ち出したことに対する正当防衛だったと主張。祖母・久子さんについても殺意を否定し、「殴った後に亡くなった」として、傷害致死にあたると主張しました。 残りの親族ら3人については殺意について「間違いありません」と述べました。弁護側は、被告は当時、心神耗弱の状態で責任能力は限定的だったとして減刑も求める方針です。 18日の初公判は午後5時前までの予定で、裁判は18日も含め9日間の日程で行われ、判決は来月11日に言い渡されます。

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(2020/11/18)