コロナの影響で献血者減少 輸血用血液が不足…名取市では新たな試みで1.7倍(KHB東日本放送)

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この寒さと新型コロナウイルスの影響で、輸血用の血液が不足していて、献血への協力を呼び掛けています。 仙台市青葉区にあるこちらの献血会場では、17日と11月25日の2日間、献血に訪れた人に対し、クリアファイルをプレゼントするキャンペーンを始めました。 今年、宮城県内では、新型コロナウイルスの影響で、献血に協力する人が減り、4月には1016人分もの血液が不足したため、関東や北海道からの協力を受け、不足分を賄いました。 8月は、献血者が増え、必要量を確保できましたが、新型コロナウイルスの感染者が増加した9月以降、再びマイナスに転じ、10月は82人分の血液が不足し、こちらの献血ルームでは協力を呼び掛けています。 杜の都献血ルームAOBA・宮城吉勝所長「第3波ということもあり、(さらなる)献血者減少が危惧されている。これ以上、献血者が減少すると医療機関に輸血用血液を届けるのが厳しくなる」 こんな中、名取市の献血会場には、全国から人が訪れています。 名取市保健センター・後藤洋一さん「(10月は)通常回に比べて1.7倍近くの方からご協力いただきました。一番遠い方は島根から来ていただいたので、そこまでして来てくれるのかという驚きとうれしさがありました」 こちらは、10月18日に名取市内で行われた献血会場の様子で、この日は去年10月よりも36人多い80人もの人が訪れました。中には、東京や千葉、愛知など県外から訪れた人が多く含まれています。 理由はこちら。インターネット上で動画を配信しているバーチャルユーチューバー「名取さな」さんです。 名取さな「ぜひ、今回遠くて献血に行けない先生も、ぜひ献血自体に興味を持っていただいて」 バーチャルユーチューバーとは、CGなどで作られたキャラクターを使って、動画を配信する人のことで、名取さなさんは若者を中心に人気を集め、チャンネルの登録者数は約23万人です。 名取市は若い世代に献血に関心を持ってもらおうと同じ「名取」の名前とその人気ぶりに注目し、協力を依頼。8月にポスターを配布するキャンペーンを実施したところ、全国からファンが訪れるようになりました。 名取市保健センター・後藤洋一さん「少しの時間でも誰かの命を救える。これをきっかけに1人でも多くの人に興味関心を持ってほしい」

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(2020/11/18)