ソニー、αシリーズ初のプロ用動画機「FX6」。税別72.6万円(Impress Watch)

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ソニーは、Eマウント採用カムコーダー「FX6」を12月11日に発売する。希望小売価格はボディ単体が税別72万6,000円、SEL24105Gが付属するキットが税別86万9,000円。バッテリーとチャージャーは別売。 【この記事に関する別の画像を見る】 9月2日に開発発表した製品。ハイエンド機「VENICE」の映像表現とミラーレスカメラ「α」の技術を融合した点が特徴の機種で、αシリーズ初のプロ用動画機と位置づける。同社がデジタルシネマ映像制作で培った「シネマルック」の絵作りと「操作性・信頼性」を兼ね備えた映像制作用カメラの商品群"Cinema Line"に加わる。 現在の製品ラインナップには、シネマ制作用のVENICE(本体のみ400万円前後)や、6K対応のXDCAM「FX9」(本体のみ120万円前後)があり、FX6は機動力が好評というXDCAM「FS5」シリーズを継ぐ存在としている。同社によれば、ミラーレスカメラのα6000シリーズやα7Sシリーズを動画撮影に使っているユーザーがFX9を選ぶ動きが市場で始まっているとして、ステップアップ需要も見込む。 イメージセンサーは35mmフルサイズ有効約1,026万画素Exmor R。ミラーレスαと同じくEマウントを採用するほか、627点の像面位相差AFやリアルタイム瞳AFといったAF技術を継承しているのが特徴。4Kで最大120fpsまでの撮影が可能で、α7S IIIにはないDCI 4K(デジタルシネマの4K規格。アスペクト比17:9)にも対応している。記録メディアはCFexpress Type A。 感度域はα7S IIIと同等としており、同クラスの従来機に比べて低感度・高感度ともに拡大。報道のシーンなどにも使えるという。ダイナミックレンジはS-Log3撮影時で15ストップ+。16bit RAW出力に対応する。電子可変式のNDフィルターを内蔵し、シャッタースピードを固定したまま被写界深度も変化させることなく露出を変えられる。絵作りでは、カラーグレーディング不要でシネマルックが得られるという「S-Cinetone」をFX9から継承している。 本体重量は約0.89kg。フルサイズセンサー搭載の動画専用機としては小型軽量で、片手での手持ち撮影のほか、スタビライザーやドローンへの搭載で高い機動力を発揮するという。

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(2020/11/18)