アート業界がゾッコンの中国発ブランド、單農(DAN NONG)が上陸(GQ JAPAN)

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單農(DAN NONG)はDNという中国の芸術家が2013年に中国・広州で立ち上げたファッションブランドだ。はじまりは自身と仲間のために仕立てたオートクチュールだったという。これが評判となり、顧客が増えていくなかで一念発起、生産態勢を整えてローンチしたのが單農である。 ブランド名に冠した“單”も“農”も、朴訥としたなかにどこか優雅な印象を与える。その印象はじっさいに服に触れて、袖を通しても裏切られることはない。和紙を織り込んだコットンや塩縮加工を施したリネンを使ったミニマルでソリッドなコレクションは、まさに朴訥と優雅が共存していた。東洋の哲学や文化に根ざしたデザインやファブリックをとことん追求したという。 見逃せないのはそこにまぶしたアーティスティックな味付けだ。たとえば今シーズンのインスピレーション源は英国の画家、デイヴィッド・ホックニーのフォトコラージュ作品。DNは意図するところを大要、次のように語っている。 「切り絵の手法で時間と視点の流れを創造しました。散り散りになった風景はまさに2020年の現実世界を投影するものです。この混沌とした状況にあって大切になってくるのは、内なる静けさに力を見出すことです」 そんなものづくりは中国のアートシーンでとくに高く評価されているという。感性に優れた人々の後押しもあって2013年の誕生から7年で直営店は110を数えるにいたった。 海外展開の足がかりとなる南青山の店は、今年1月のプレオープンを経て10月の終わりにグランドオープンを果たした。店内にはチームラボの《Black Waves》や中国の著名な芸術家、楊泳梁(ヤン・ヨンリャン)のデジタル水墨画をはじめとした現代アート作品も展示されている。グランドオープニングでは單農を愛用する建築家、黒川雅之との企画展を実施、“衣”食同源をテーマにテーブルウェアやファニチャーを並べた。 單農 青山店 東京都港区南青山5-5-6 Tel.03-6712-5805

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(2020/11/18)