「プレイステーション 5」の新しいゲーム体験には、新しいコントローラーが大いに寄与していた:製品レヴュー(WIRED.jp)

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新しいコントローラーであるDualSenseを手にしてみると、20年以上ほとんど手が加えられてこなかったコントローラーにソニーが大胆な改良を施したことがすぐにわかる。これまでとは感触が異なるのだ。裏面の指が触れるところには滑り止め加工がされており、アナログスティックのレスポンスはキビキビと良好で、各ボタンのストロークも一定の深さが確保されている。 何より印象的なのは、触覚をリアルに伝える技術「ハプティックフィードバック」だ。ゲーム「Marvel’s Spider-Man: Miles Morales」でニューヨークの街を飛び回ってみたところ、DualSenseでは従来のコントローラー「DualShock」とは違って単に振動を感じるだけでなく、実際にスパイダーマンになってクモの糸を発射したかのような感触を楽しむことができた。 ハプティックフィードバックは、任天堂の家庭用ゲーム機「NINTENDO64」の周辺機器「振動パック」が登場してから一般化したような、単に振動の長さと強弱で変化をつける振動機能とは一線を画している。そのニュアンスの繊細さは、グラスの中で何個の氷を揺らしているのかまで表現できるNintendo Switchのコントローラー「Joy-Con」にも匹敵する。このようにハプティックフィードバックは、ゲーム内での動きに応じて異なる感触を両手に伝えることができるのだ。 PS5にプリインストールされた「Astro’s Playroom」では、かわいらしいロボットに扮して歩き回り、DualSenseの能力を存分に体験できる。歩いてみると、地面の材質に応じて両手に異なる感触が伝わってくるのだ。金属なら硬いコツコツとした感触で、芝生なら柔らかくサラサラといった具合である。 さらにハプティックフィードバックには指向性がある。このため、どの方向から刺激が来ているのか判別したり、何かが自分を通り越したことを感じとったりすることも可能だ。 新しいトリガーボタンは「アダプティブトリガー」と呼ばれ、これまでにない次元の没入感をもたらしている。ゲームの場面に応じて、トリガーを引く際の感触に変化をつけることができるのだ。 例えば、「Astro’s Playroom」ではジェットパックで飛び立つ際に、トリガーを押し込めば押し込むほど押し返す力が強くなる。そこからさらにトリガ

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(2020/11/17)