マリファナ以外の合法化も加速、薬物問題は「犯罪ではない」という国民の選択に揺れる米国(WIRED.jp)

【リンク先抜粋】
人々は薬物撲滅運動を中断したがっている。カンナビスは健康になるための万能薬にイメージチェンジしているのだ。マジックマッシュルームやMDMA(メチレンジオキシメタンフェタミン)はパーティーを盛り上げるグッズではなく、治療用のツールとして大きく報道されるようになっている。 そして薬物の過剰摂取という危機的状況が続くにつれ、米国ではより多くの地域において薬物常習者を投獄すると脅したところで、薬物関連の死亡率の減少にも愛する家族を守ろうと奮闘している家族の支援にもならないことが、いっそう明確になっている。それどころか、薬物使用の処罰は白人に比べて黒人の共同体を不釣り合いなほど損なっている。 こうして、「マリファナを非犯罪化せよ! 合法化せよ!」というかつては前衛的なマリファナ常習者の夢だったような話が、いまではますます当然の常識として受け止められている。しかも、カンナビスに限った話ではなくなっているのだ。 「有権者が望むことと立法者が適切だと考えることには食い違いがあります」と、ベレツキーは指摘する。言い換えると、この問題に関して有権者は連邦議会議員よりはるかに革新的なのである(いまも連邦レヴェルではカンナビスは違法とされている)。

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(2020/11/17)