「日本海」単独表記の指針は維持 国際機関、海図の数字表記採択へ (産経新聞)

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 日本海の呼称をめぐり韓国や北朝鮮が「東海」への改称や併記を主張している問題で、国際水路機関(IHO)の総会は17日未明、各海域を特定の名称の代わりに固有の数字で表記するデジタル海図の作成について、各国のコンセンサス(総意)を得た。今月末にも採択される。「日本海」を単独表記してきたIHOの海図の指針についても有効性を引き続き認める決議案が採択される見込み。  IHOが作った海図の指針「大洋と海の境界」は1929年の初版から53年の第3版まで「日本海」を単独表記してきた。指針について16日から始まった総会でIHOは「引き続き公に利用可能なものとする」とする決議案を提案。各国の総意を得た。  決議案のためのIHOの報告書などによると、IHOは53年版の指針改定を提案。2019年には事務局長が日、韓、北朝鮮による非公式協議などを主催したが、他国を含めて改定方法について合意が得られず、最新版の海図は特定の名称の代わりに海域に数字をふったデジタル版とすることを提案していた。  外務省は今回の決議案について「日本政府の立場に何ら影響を与えるものではない」としている。  外務省によると、韓国は1990年代から日本海呼称に異議を唱え始め、「東海」への改称や併記を求めるようになったが、日本政府は「大洋と海の境界」なども根拠に否定。国連も公式文書で「日本海」を使用する方針をとっている。

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(2020/11/17)