「かっ飛ばせ!」大声禁止でも熱く応援 パネル10種類 沖縄で高校野球開幕 コロナ対策で入場制限(沖縄タイムス)

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 スタジアムに球音が戻ってきた。4日開幕した県高校野球夏季大会。新型コロナウイルス感染を防ぐため球場への入場者数を制限し、検温の義務化や大声での応援を禁止するなど異例ずくめ。那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇では保護者が拍手や手作り応援グッズで球児の活躍を静かに後押しした。  八重山高校の応援席では地元石垣市から駆け付けた保護者26人が選手の名前やメッセージが書かれた手作りのボードを掲げて応援。ストライクが決まると「ナイスピッチング」。ヒットに「いいね」。チャンスに「かっ飛ばせ!」「つなげ」など計10パターンのボードで球児を鼓舞した。  3年の下地寛太郎選手の母、美和子さんは勝利に笑顔。「公式戦を見るのは春の大会以来。みんなの全力プレーに感動した。最後の夏を全力で応援したい」とエールを送った。球場に入れず、外で応援する高校生も。那覇商業高校3年の国場ひかりさん(18)ら同級生4人は「最後の夏をスタンドで応援したかった」と残念そう。野球部のチームTシャツを着て球場近くのベンチで、ライブ配信の映像を見ながら球場から響く打球音や歓声に耳を傾けた。国場さんは「負けて悔しいけど3年間頑張ってきた選手たちにお疲れさまと伝えたい」と話した。  大会は当初、無観客の方針だった。60校の野球部父母会有志が請願書を集め、3年生保護者と部員の観戦が認められた。中心となった興南高校保護者会の仲村明会長は「最後の大会を球場で応援できることに感謝の気持ちでいっぱい。野球以外も保護者が応援できる競技が増えれば」と話した。 (写図説明)声援を控え、静かにボードを掲げる八重山高校の父母ら=4日、沖縄セルラースタジアム那覇(伊禮健撮影)

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(2020/11/17)