日本一学校を回っている芸人が教える「いじめといじりの違い」(教員養成セミナー)

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矢島・野村:どうもー! オシエルズです。 野村:今回も「笑いの適切な取り扱い方法」に迫る内容をお送りします。テーマは「いじめといじりの違い」ですか……難しいですね。 矢島:いや、そんなことないですよ。答えはめちゃくちゃシンプルです。もう今言います?(笑) 野村:はやっ! ちょっと待って、もう少し考えさせてよ。……うー、ヒントちょうだい! 矢島:「相手が〇〇と思っているかどうか」、この〇〇に当てはまる言葉は何でしょう? 野村:ほぉ……穴埋め的には2文字って感じかな? それって漢字で2文字? 矢島:おお、イイ線いってるねー。ちなみに僕はフォークを陶器のお皿にぶつけて「キュッ!」って音が鳴った時になるかな。 野村:あ、分かった! 「不快」だ! 矢島:正解! よく分かったね! 野村:いや分かるだろ!(笑)誰もあの音を聞いて、いい音だなとは思わないだろ。 矢島:つまり、いじめは相手を不快にさせていて、いじりは相手を不快にさせない。この違いは、「信頼関係」にあると言っていいね。 野村:確かに、お笑いの「いじり」は、お互いがいじっても大丈夫だと思っているから成立するんだよね。プロレスやじゃれ合いも、信頼関係があるからできる。芸人同士で仲が良かったり、カメラが回ってないところで信頼を深めていたりするからね。 矢島:中には「まぁ仕事だから」と割り切っている人もいるけどね(笑)。こういうウラ側のことを良く知らないで、お笑いの現場のマネを学校や日常生活に持ち込んで、人間関係に否定的な影響を与えている人も多いんじゃないかな。 野村:いやぁ……多いと思うよ。僕らも芸人として、テレビやYouTubeの影響が良くない方向に働いていることを残念に思うし、罪悪感すら持ってしまうよ。 矢島:そんなにテレビも出てないし、YouTubeのチャンネル登録者数も多くないけどな(笑)。 野村:いいよそれ言わなくて! 矢島:話を戻すけど、いじめといじりの境界線が「相手が不快と思っているかどうか」で決まるってことは、相手、つまり受け手(聴き手)本位の考え方だということになるね。 野村:そうね。仮に受け手から誤解されたとしても、それは伝え手(話し手)の配慮が足りなかったということだね。……でも、それって受け手の感じ方にも問題があるんじゃない? 責任は50:50 なんじゃ? 矢島:じ

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(2020/11/17)