文化放送幹部、無観客の箱根駅伝中継は「中継自体にはデメリットはない」(スポーツ報知)
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文化放送の上口宏社長の定例会見が17日、東京・浜松町の同局で開かれた。
来年も「大学駅伝ラジオ独り占め」をキャッチフレーズに1月2、3日の「第97回箱根駅伝」を実況中継する同局だが、来年は沿道での声援も自粛する形の無観客開催となる。この放送形態について、上口社長は「箱根駅伝が実施できるかどうか心配致しましたが、予定通りとなりました。ただ、新型コロナ感染に注意ということで放送でもいろいろな工夫があると思います」と話した。
その上で「チーム編成が大変な中でいかに個々の力を大舞台で発揮できるか、選手たちの熱い思いは共感と感動を呼ぶということで、私たちが長く箱根駅伝を放送する意味が、そこにある。どんなドラマが展開するか、ふだん見たり聞いたりできないことを事前の取材を進める形で、現場は伊勢駅伝の頃から動いている。ぜひ、お聞きいただきたい」と続けた。
上口聖也編成部長は「沿道での応援自粛も主催者側から呼びかけられているので、ぜひ、ラジオの前でお楽しみいただけたらと思います」とした上で「中継自体には(音声収録など含め、コロナ下での)デメリットはないと考えています」と続けた。
「ただ、各校への事前取材がリモートになっていたりで、スタッフからはその場で相対しての取材が難しいという声は出ております」と明かした。