ネスレ日本、飲料で物流改善 納品率が大幅に改善し運送コストも削減 ラクスルが「ハコベル」の好例として発表(食品新聞)

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 ネスレ日本の「ネスカフェ」ボトルコーヒーは、900ml以上のペットボトルコーヒー(ボトルコーヒー)市場で6年連続売上げトップとなり国内シェアは約50%に達する。  売上規模が拡大すれば輸送量も増える。ネスレ日本では常時20社ほどの運送会社に依頼し1日に300~500台のトラックを手配。繁忙期の8月には通常時の10倍のトラックが必要となり“いかに確実にトラックを手配するか”に腐心している。  これに加えて、20社ほどの運送会社に依頼していることから、複数の運送会社と連携して行われる物流業務において情報の連携も重要となる。  ネスレ日本は過去、工場、物流部門、営業部門における部署間の情報連携が一元化しておらず、需要が高まるにつれトラック不足・オペレーション業務の混乱・情報連携の不備といった様々なリスクも高まる体質になっていた。  同社はこれらの課題を解決すべく、19年2月からラスクルが運営する「ハコベルコネクト」の運送マッチングサービスの利用を開始。今年に入り新機能も導入したところ確定したオーダーに関しての納品率の大幅な改善と運送コストの削減などの効果がみられたという。  「ハコベルコネクト」は、一般貨物を対象に荷主と全国の運送会社を繋ぎ、WEBアプリケーション上で車両を管理し配車・請求管理を行う機能と、ハコベル配車センターへの配車依頼を行う機能を備えていた輸配送管理システムとなる。  情報を一元化し配車業務に関わる全ての配送状況をリアルタイムで可視化できる仕組みで、ネスレ日本の事例では配車業務時間も短縮され業務の効率化も図れたという。  「繁忙期に欠車ゼロを実現!配車ミスによる再配達コストが数百万円から0円」と題したハコベルのnoteで取材に応じたネスレ日本SCM本部物流部物流管理課の田中健太氏は「急な手配をお願いしたのにもかかわらず、10分後にはトラックを見つけていただいたその集車力とレスポンスの早さに我々は注目した」など導入のメリットについて語っている。

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(2020/11/17)