「役満よりトップが嬉しい!」松本吉弘が今期2勝目 痺れる熱戦に先輩雀士も「うらやましい」/麻雀・Mリーグ(ABEMA TIMES)

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 全21局に渡る長い戦いを制した渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)は、インタビューで浮かれることなく「幸運に恵まれた」と謙虚に、そして柔和な笑みを浮かべた。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」11月16日の第1試合で、松本が今期2勝目を挙げた。 【動画】リーグ最速!6巡目で役満・四暗刻(27分30秒ごろ~)  この試合の対局者はセガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)、松本、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)、EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)の並びでスタート。  ハイライトは早々に訪れた。松本は東2局、リーグ史上最速となるわずか6巡目に四暗刻を一発でツモ、4万8000点を獲得、大量リードを築く。ここからは「自分とそれぞれの親との戦いとして考えた」と語るように、局の消化を第1目的とした戦い方にシフト。決して無理をすることなく、しかしチャンス手は妥協せずアガリを目指すという、自著のタイトルでも標榜する「ベストバランス麻雀」を続けていく。  南1局1本場では、ドラ2枚を武器に三色同順の仕掛けに出る手順もあったが、最終的な待ち取りに不安があるとしてこれをスルー、リーチ手順でテンパイし、リーチ・一発・ツモ・ドラ2・裏ドラの1万2000点(+300点)のアガリ。東場に続く一発ツモ、大量加点に視聴者は「強すぎる」「決めた、完全に」「これがアベマズじゃああああ」とその強さ、凄みに圧倒されていた。  南4局は親の二階堂から仕掛けによる反撃を受けるも、流局。その時点で手を伏せれば2着になれる二階堂だったが、逆転を狙いテンパイ宣言。「松本VS親」の構図は最後まで続き、南4局は2本場までもつれた。ここで松本は果敢に仕掛け、自らツモって幕引き、今期2勝目を挙げた。この日の解説を務めていた堀慎吾(協会)は、親の役満を含むこの快勝に「うらやましい」と一言、本音をこぼしていた。  勝利者インタビューではやや疲れた顔を見せたが、まず役満については「誰でもアガれる手だったので…」と謙虚に受け応えた。また、「役満よりトップを取れたことが嬉しいです」と、白鳥翔(連盟)のトップに続くチーム2連勝を喜んだ。最後はファンに向けて口角を上げて決めポーズ。これには改めてファンからも「おめでとう!」「ナイス役満!!」と声援が飛び交っていた。 【第1試合結果】 1着 渋谷ABEMA

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(2020/11/17)