大関・貴景勝にまさかの…「調子をおろして」小兵に不覚(日刊ゲンダイDIGITAL)

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「角界には『調子をおろす』という言葉がある。相手を軽く見るという意味で、つまりは油断です。この日の貴景勝がまさにそれだった」  とはある親方だ。  16日、全勝の大関貴景勝(24)にまさかの土がついた。  なぜ「まさか」といえば、相手の翔猿は今場所2勝6敗と不調にあえいでおり、しかも同じ押し相撲の力士。体格も175センチ、131キロで、同じ身長の大関より52キロも軽い。そんな“小兵”と正面から押し合った揚げ句、はたき込まれてしまったからだ。  冒頭の親方は「相撲が消極的すぎた」と、こう続ける。 「立ち合いから足が出ず、終始、相手の出方をうかがうような相撲だった。1敗で自分を追う照ノ富士が負け、相手は普段なら敵ではない翔猿。ムリに攻め込まなくても勝てると踏んで、優勝争いのライバルと星の差2つをつけたかったのだろうが、それで持ち味が死んでしまっては意味がない。貴景勝の相撲は前に前に押してこそ。そうやって圧力をかけ続けるからこそ、相手が反撃してきたタイミングでの突き落としも決まる。ある意味、いい薬になったのではないか」  これで全勝力士が消滅。1敗が貴景勝、宝富士、志摩ノ海、2敗も3人と。  賜杯の行方はいよいよ予断を許さなくなってきた。

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(2020/11/17)