北朝鮮の移動通信に投資したオラスコム会長「収益金6億ドルを北朝鮮に奪われた」(朝鮮日報日本語版)

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 本紙が国会外交統一委員会所属で野党・国民の力の趙太庸(チョ・テヨン)議員から入手した資料などによると、ホン・ジンウク駐エジプト大使は先月5日に大使館の担当者二人と共にカイロのオラスコム社を訪問し、サウィーリス氏と面会した。この席でホン大使はエジプト情勢や経済状況について評価し、韓国企業の活動支援策などについて意見を交換したが、その際オラスコムによる北朝鮮関連事業も話題になった。ある外交筋によると、サウィーリス氏は「オラスコムによる北朝鮮での移動通信への投資で6億ドルほどの収益を得たが、北朝鮮当局の反対で海外への送金は事実上放棄している状況だ」と伝えた。  北朝鮮はオラスコム側に対し「国際社会による制裁の影響で、海外への送金ができない。6億ドルを支払いたいが、できない」と伝えてきたという。しかし韓国の外交・情報当局が把握した内容によると、北朝鮮はこの資金を数年前から複数の経路を通じて送金することができたという。北朝鮮は外貨を確保する次元から意図的に支払いを遅らせている可能性が高いようだ。  サウィーリス氏はオラスコムが約2億1500万ドル(225億円)を投資した平壌柳京ホテルにも言及したという。オラスコムは柳京ホテルの早期完成を希望したが、建設資材の調達に問題が生じた影響で北朝鮮当局と対立するなど、事業に問題が生じているようだ。

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(2020/11/17)