【ポルシェ・タイカンとの違い】アウディRS eトロン GT プロトタイプへ試乗 最大655ps(AUTOCAR JAPAN)

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text:Simon Davis(サイモン・デイビス) translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)   アウディRS eトロン GTは、高性能EVの将来像を指し示す。同時に純EV全体へ及ぶ、興味深い疑問も想起させるものだった。 【写真】似てる? eトロン GTとタイカン (119枚) アウディ・スポーツ初となる純EV、RS eトロン GTは、構成するコンポーネントをポルシェ・タイカンと共有する。もはや周知の事実といっていい。 2基の電気モーターに3チャンバーのエアサスペンション、電圧800Vのバッテリーと搭載レイアウト、そして基本骨格となるJ1プラットフォームまで、タイカンと同じ。むしろこの構成は、RS eトロン GTの訴求力を増してもいる。一歩先に、タイカンが登場したという事実のおかげで。 タイカンのアウディ版、ともいえる。ブランドの違いはどの程度の意味を持つのか、という疑問へつながる。ひいては、将来の電気自動車はブランドでどの程度異なるのか、という不安にもつながる。まあ、答えは簡単ではないとは思うが。 内燃エンジンの高性能モデルは、長年の開発を経て多様な進化を遂げてきた。シリンダーの本数からエンジンの搭載位置、吸気方式といったエンジンの構成だけではない。トランスミッションや乗り心地、ハンドリング、サウンド、応答性など。 これらすべてが融合し、クルマ独自の個性を生み出す役割を果たしている。見た目だけではない。 純EVの場合、特に高性能版では、今のところ一様性が強い状態にある。バッテリーはフロア下、前後タイヤの間に搭載され、低重心化と前後重量バランスの点で有利に働く。多くが前後に1基つづ電気モーターを搭載する、四輪駆動だ。

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(2020/11/17)