バイデン氏、ワクチン配布「今すぐ調整を」 政権移行開始求める(産経新聞)

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 【ワシントン=平田雄介】米大統領選で当選を確実にしたバイデン前副大統領は16日、地元の東部デラウェア州で会見し、完成間近となった新型コロナウイルス感染症の予防ワクチン配布の段取りについて「今すぐ調整されなければいけない」と述べた。  大統領選で「不正投票が横行した」としてバイデン氏の勝利を認めていないトランプ米大統領に対し、政権移行手続きを開始するよう求めた。  ワクチンの輸送・配布計画について、トランプ政権は9月に米軍の支援を得て速やかに配布する計画を発表した。ただ、ワクチンの生産量が増えて国民に行き渡るようになるのは来年春以降の見通しで、計画の実行が次期政権に引き継がれる事業となるのは確実。バイデン氏は会見で「円滑な配布には円滑な政権移行が必要」と訴えた。  新型コロナ対策の引継ぎの遅れを懸念する声は、公衆衛生の専門家からも上がっている。  米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は15日、CNNテレビの番組で「リレー競争でバトンを渡すようなもので、立ち止まるわけにいかない。もっと円滑に新型コロナ対策の情報を引き継ぐことができるはず」と訴えた。  また、バイデン氏のコロナ対策チームの共同議長を務めるマーシー元医務総監は同日、FOXニュースの番組で「何カ月もコロナ対に取り組んできたトランプ政権との対話は決定的に重要。できるだけ早く対話を始めたい」と話した。

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(2020/11/17)