「特別なことだ」セバスチャン・ベッテル、ハミルトン7度目タイトルを“歴史が作られた瞬間”と称賛|F1トルコGP(motorsport.com 日本版)
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イスタンブール・パーク・サーキットで行なわれたF1トルコGPは、メルセデスのルイス・ハミルトンが独走で優勝。この結果をもって、彼は自身7度目のF1チャンピオン獲得を決定させた。
【動画】7度目のタイトル獲得を決めたハミルトン、感慨に浸る|2020年F1第14戦トルコGP決勝
ハミルトンの達成した7度目のドライバーズタイトル……これはミハエル・シューマッハーの持つF1チャンピオン歴代最多記録に並ぶモノだ。
レースを終えたハミルトンはしばらくクルマから降りる素振りを見せず、感極まった様子だった。
そのハミルトンに対しては、これまで何度もタイトル争いを演じてきたライバルでもあるセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が、タイトル獲得の祝福に訪れていた。
彼らの会話は国際映像では放送されていなかったが、ベッテルは後に当時何とハミルトンの7度目タイトルを祝ったかを明かした。
「僕は彼に、今日歴史が作られたことを目撃できるのは、僕らにとって特別なことだと、そう伝えた」
ベッテルはそう語る。
「僕は、間違いなく彼が僕らの時代における最も偉大なドライバーだと思う。(他の世代と)比べるのは難しいことだ……(ファン・マヌエル)ファンジオやスターリング・モスと僕らの世代をどう比べられるんだ? それはできないことだ」
「もしかすると僕らが彼らのクルマに乗っていたなら、“下手くそ”だったのかもしれない。もしかしたら彼らが僕たちのクルマに乗ったら、速すぎて“下手くそ”だったのかもしれない。それが誰に分かるだろう?」
「だけど、それは重要なことじゃない。僕はどの時代にもそうしたドライバーがいて、間違いなくルイスは僕らの時代において最も偉大なドライバーなんだ」
ベッテルは繰り返し彼にとって最も偉大なドライバーは、ミハエル・シューマッハーだと語ってきた。しかしそれでもハミルトンが偉大なドライバーであることは間違いないと、ベッテルは語った。
「僕にとって、感情の面ではミハエルが常に最も偉大なドライバーだ。だけどルイスが、彼が成し遂げたことという点では偉大なドライバーであるということは間違いない」
「彼はタイトル獲得回数で並び、(ミハエル・シューマッハー以上に)勝利し、そしてよりポールポジションを獲得してきた。だから彼は求められること全てを達成してきたと思う」
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