「Jupyter」ノートブックを「Visual Studio Code」に統合 ~Microsoftが新しい拡張機能を発表(Impress Watch)

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 米Microsoftは11月11日(現地時間)、「Visual Studio Code」用の新しい「Jupyter」拡張機能を発表した。近年さまざまな分野で広がりを見せている「Jupyter Notebook」を「Visual Studio Code」に組み込むことができる。  「Jupyter」はもともと「Python」で用いられていたノートブックインターフェイスで、テキストや図表、その場で評価(実行して結果を表示)可能な数式やソースコードなどを埋め込んだドキュメントを作成・表示できる。サンプルコードを実際に動かし、その結果を確かめながら学べるため、教材やヘルプコンテンツとして大変有用。一般的なドキュメントやプレゼンテーションスライドとして出力することも可能で、それらを作成する環境として活用されている。  「Visual Studio Code」では「Python」拡張機能で以前から「Jupyter」がサポートされており、人気を博してきた。しかし、「Jupyter」そのものは「R」や「Julia」、「Scala」といった「Python」以外のプログラミング言語でも利用可能で、別々に利用したいというニーズも大きい。そこで、「Jupyter」拡張機能を「Python」拡張機能から切り離し、特定の言語拡張に依存しない形に改める作業が進められてきた。  新しい「Jupyter」拡張機能は「Python」なしでも動作し、多くのプログラミング言語でカーネル(「Jupyter」の中核)の変更なしに動作する。コード補完機能“IntelliSense”や各種デバッグ機能を完全に機能させるには若干手直しが必要になるかもしれないが、それぞれの言語拡張機能(「R」や「Julia」、「Scala」など)側の改善でいずれ解決されていくだろう。  新しい「Jupyter」拡張機能のソースコードはMITライセンス下で“GitHub”に公開されている。「Python」で「Jupyter」拡張機能を利用する場合は、これまで通り追加の作業は不要。言語拡張機能と一緒に自動でインストール・アップデートされ、有効化される。「Python」以外のプログラミング言語で「Jupyter」拡張機能を利用する場合は、プレビュー版「VS Code Insiders」と当該言語に対応した「Jupyter」のカー

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(2020/11/17)