窮地のカルロス・ゴーンが打って出た「驚きの奇策」(FRIDAY)

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レバノンで悠々自適な生活を送っているカルロス・ゴーン被告(66)が、再び窮地に立たされるかもしれない。 【画像】アメリカ極悪犯刑務所の日常 レイプ犯はその日のうちに始末される 昨年末、音響ケースに入って国外脱出するという前代未聞の逃亡劇を演じたゴーン被告には、3人の協力者がいた。今年5月に米国で逮捕されたそのうちの二人について、米国務省が10月27日付で日本への引き渡しを認めたのだ。 「陸軍特殊部隊『グリーンベレー』元隊員のマイケル・テイラーと、その息子ピーターです。マイケルが音響ケースに入ったゴーンを運び、ピーターは逃亡準備のためのホテルの手配や道具の受け渡しを行ったと見られています。時期は未定ですが、米国政府が承認した以上、引き渡しは間違いなく行われる。二人は日本で徹底的に取り調べを受けることになります」(全国紙司法担当記者) その過程で不法出国に関して新たな事実が明らかになれば、日本はレバノン政府に対してより強くゴーン被告の引き渡しを要求できる。深刻な経済不況が起きているなか、今年8月には首都・ベイルートで大規模爆発が発生。日本から500万㌦もの緊急支援を受けた手前、レバノン政府がいままでのようにゴーン引き渡しを拒否できなくなる可能性は十分にある。 まさに絶体絶命の大ピンチ――。毎晩のように家族や友人とワインを飲み交わし、気が向いたときに現地メディアのインタビューに応じて言いたい放題言ってきたゴーン被告のレバノン豪華ライフも、いよいよ終わるのか。 しかしそこは、日産会長時代からさまざまな奇策で業界を賑(にぎ)わせてきたゴーンである。逃亡協力者親子の引き渡しが行われる前に、今回もこんな奇策を考えているという。ゴーン被告と親しい友人が証言する。 「ゴーンはいま、レバノンの大臣になろうとしている。友人の弁護士に相談するだけでなく、実際、ツテのある政府高官にも打診をしている」 なぜ、大臣になりたいのか。国際ジャーナリストの山田敏弘氏が分析する。 「大臣になれば、日本への引き渡しは行われず、さらに国外に出ても逮捕されないと考えているんでしょう。実際、’02年にはベルギーの司法当局がコンゴの大臣に逮捕状を出しましたが、国際司法裁判所が無効の判決を下している。国際慣習上、国家を代表する大臣には外国の法律によって裁かれることを免除される、いわば〝特権〟がある

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(2020/11/17)