あの名機が最新技術で蘇った、Sonus Faber「MINIMA AMATOR II」を聴く(Impress Watch)

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■何十年も付き合える音楽の友 この記事を開いたオーディオ好きの貴方、イヤフォンで、ヘッドフォンで、あるいはスピーカーで、普段から思う存分音楽を楽しんでいることだろう。コーヒーブレイク中に一曲……そんな愉しみ方も良いが、思い出の1曲を何度も繰り返し味わい尽くす、これもオーディオが与えてくれる音楽との素敵な付き合い方だ。 【この記事に関する別の画像を見る】 そんな音楽を楽しむのに、奏でる機材も思い入れを持って選びぬきたいもの。新機能を搭載した最新モデルへと次々に買い換えるのも良いが、ひとつのスピーカーやアンプと何年もじっくりと付き合うスタイルがあっても良い。個人的にはこちらのスタイルが好みだ。もし貴方が僕と同意見であるならば、オススメのスピーカーがある。価格はペアで52万円と、あんまり気軽に買える値段ではないが、もしかすると貴方と何十年も付き合う音楽の友になるかもしれない1台だ。 ブランドは、僕も長年愛用しているスピーカーを手掛けるSonus Faber(ソナス・ファベール)。その新作ブックシェルフ「MINIMA AMATOR II」(ミニマ・アマトール 2)だ。 ■現代技術で解釈する過去の遺産 北イタリア、ベネット州ヴィチェンツァ。地中海の真珠と名高いヴェネツィアにも程近いこの街に、故フランコ・セルブリン氏はソナス・ファベール社を設立し、音と造形の美を追求していった。1980年にはブランドの処女作「ELECTA AMATOR」(エレクタ・アマトール)を発表。しっとりとした木肌のキャビネットとプリマ・ドンナの歌声を持つこのブックシェルフスピーカーはたちまち世界のオーディオファンの知るところとなり、以降フランコ氏は優雅な木工細工で仕上げられた美声のスピーカー“作品”を数多く手掛けてゆく。 今回の主役であるミニマ・アマトール 2は、93年にデビューした初代「MINIMA AMATOR」のリバイバル作品で、ソナス社初期に発表された旧モデルを「伝統の技術と確かな音楽性が最先端のテクノロジーと融合」によって現代へリバイバルするプロジェクト「HERITAGE COLLECTION」(ヘリテージ コレクション)ラインのひとつである。 例えば現行モデル「Olympica NOVA」(オリンピカ ノヴァ)シリーズは完全新作として、造形も音もゼロから新規設計している。特にサ

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(2020/11/17)