「“コロナやけ”になっている人もいるのでは」 ユニクロコラボ商品、市のプレミアム商品券に客殺到の心理(ABEMA TIMES)

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 コロナ禍で販売する側にどのような対応が求められるのか。明星大学准教授で臨床心理士の藤井靖氏は、「ジルサンダーコラボにしても商品券にしても、まず“売りたい”というところが当然先に来てしまうと思うので、人が集まって密になるリスクを少し低く見積もってしまったのかなと思う。なので、抽選販売や、例えば携帯電話で“下一桁が○番の人はこの時間に来てください”とか、いろいろな仕組みでコントロールできる可能性はあった。一方で、そういった仕組みを作るとすると、労力的・時間的・金銭的なコストがかかるので、お店としては難しい判断があると思う」との見方を示す。  一方、コロナ禍でなぜ行列を作ってしまうのか。藤井氏は「売られているものが魅力的な部分もあると思うが、一方で人が集まりそうだということはなんとなく予測がつくと思う。国としてGoToキャンペーンを進めている一方、感染者が増えている状況がある中で、我々がコロナ禍でどこまで行動していいのか、どこまで外に出て行っていいのかの基準が、個人の中で曖昧になりがちだと思う」とした上で、客側の心理については、「コロナ禍が長くなればなるほど、やはり反発心というか“もうそろそろ感染を気にしない生活がしたい”という気持ちも強くなってくる。またコロナは、例えば自分の努力だけではどうにもならない対象でもあり、無力感に苛まれやすい。カウンセリングでお話を伺っていると“コロナやけ”みたいな、『もういいや、気にせず普通に生活しちゃえ』という心理になっている人もそれなりにいるんじゃないかとも感じる」との見方を示した。  その上で、「自分が欲しいものを買いに行く時や好きなことをする時、あるいは4、5人以上の集団で盛り上がる時は、わりとやけになって行動しまうことが多いように思う。また仕事上でも、例えば会社の上司が判断したことで、ちょっと密で不安だけどその通りにこなしていかなければいけないという状況はやけになりやすい。『もうどうでもいいや、仕事だからやらないといけない』という感じになるとリスクを低く見積もってしまうので、そういう時ほど出来うるリスク管理はしなければいけない」と注意を呼びかけた。  最後に藤井氏は「いずれにしてもコロナ渦に起因して、あいまいで結論がはっきりせず、判断が難しい状況は続く。自分がどう振る舞えばよいか、悩み、迷い続けることが日常を送りながらの自

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(2020/11/17)