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＜大相撲十一月場所＞◇九日目◇16日◇東京・両国国技館 　小結・照ノ富士（伊勢ヶ濱）が接戦の末、小結・高安（田子ノ浦）に送り出しで敗れて2敗目を喫した。元大関同士の迫力満点の相撲に、視聴者からは「ナイスファイト！」「クルクル作戦成功！」といったコメントが寄せられた。 【映像】照ノ富士、土俵上をぐるぐる…高安に惜敗 　立ち合いから力強くぶつかり合った両者。どちらもまわしは取れず、高安の投げに体勢を崩した照ノ富士だったが、なんとか残して激しい攻防戦へ。高安が引いてはたき込もうとするが、これも照ノ富士は耐えて右を差しながら攻めていく。だが最後は高安が左上手を取り、ぐるりと回り込まれて背後を取られた照ノ富士が、背中から押されて土俵を割った。送り出しで勝った高安は5勝目。一方、優勝を目指す照ノ富士は痛い2敗目を喫することとなった。 　元大関同士の白熱した取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元前頭・若ノ城は「両者、力いっぱい出しましたね。照ノ富士も負けましたけど、ヒザに違和感はないですね」とコメント。「今日の相撲は高安の動きが良かったですね。やっぱりしっかりと組みたくないというところが見えてですね、右に左に変わりながら照ノ富士を前に置かないように、四つに組まないようにしてますよね」「元大関同士でも、（照ノ富士と四つに組むのは）避けたいって高安も思っているんでしょうね」と続けた。（ABEMA『大相撲チャンネル』）

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(2020/11/17)