日置5人殺害 18日初公判 弁護側、父親と祖母への殺意について争う方針(MBC南日本放送)

【リンク先抜粋】
鹿児島県日置市でおととし、親族ら男女5人を殺害したとして殺人の罪などで起訴された男の初公判が18日開かれます。裁判で弁護側は殺害された5人のうち、被告の父親と祖母の殺害については、殺意を否認する方針であることが分かりました。 この事件は、おととし3月から4月にかけて、岩倉知広被告(41)が、近くに住む日置市東市来町湯田の祖母・久子さん(当時89)の住宅で、久子さんと父の正知さん(当時68)のほか、親族の女性らあわせて5人を殺害したなどとして、去年1月に起訴されたものです。 鹿児島地裁では16日午前、裁判の争点を絞り込む協議が、検察、弁護人、それに岩倉被告も出席し、開かれました。 弁護人によりますと、裁判では、検察が完全な責任能力があったと主張するのに対し、弁護側は精神鑑定などをもとに、被告は事件前から精神疾患があり、心神耗弱の状態で責任能力は限られていたとして減刑を求める方針だということです。 さらに、父・正知さんと、祖母・久子さんの殺害については、「殺意はなかった」と否認し、争うことになったということです。 初公判は18日、鹿児島地裁で開かれ、判決は来月11日に言い渡される予定です。

続きはこちら

(2020/11/16)