コロナで貨物量減少 仙台空港が新たなビジネス開始 民間企業への貨物倉庫の貸し出し・保管・出荷業務請け負う(KHB東日本放送)

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新型コロナウイルスの影響で、空港で扱う貨物の量が減っている中、仙台空港は新たなビジネスとして民間企業への貨物倉庫の貸し出しと保管や出荷業務などの請け負いを始めました。 今回、仙台空港が扱うのは、医療福祉機器の開発などを手掛ける宮城野区のベンチャー企業「TESS(テス)」が開発した足こぎ車いすです。 この車いすは、脊髄反射の仕組みを利用することで、足にまひがあっても自力で漕げるもので、これまでに約6000台が全国の医療機関などに販売されています。 車いすは、これまで台湾の工場から輸入された後、成田空港で保管していました。 TESS・鈴木堅之社長「今まで(会社の)拠点が仙台にありながら、出荷の場所は東京だとかなかなかスムーズに動かないところがありましたので、全部仙台に集約されたということで、ますます普及が加速していくのではないかと」 一方、仙台空港は広さ120平方メートルの倉庫を貸し出すとともに、検品や配送の手配など、荷下ろしから出荷までの一切の業務を請け負います。これにより、賃貸料と手数料を得ることができます。 仙台空港で扱う貨物の量は、昨年度は6800トン余りでしたが、今年度は新型コロナウイルスの影響で国際線の運航が止まっていることなどから、9月末までで1500トン弱と激減しています。 仙台国際空港航空営業部・岡崎克彦部長「荷物を我々の方に引き寄せるために何ができるか。付加価値をどうやって付けるかということを提案して、少しずつお客さまを増やす。こういった契約が取れると物量は安定的に入ってきます」 仙台空港では、今後も地元企業を中心に、こうした業務受託事業を進め、貨物量の回復を目指す考えです。

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(2020/11/16)