居留証に「中国」 台湾人留学生ら、欧州人権裁判所に提訴計画(中央社フォーカス台湾)

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(台北中央社)ノルウェー政府が台湾人の居留証の国籍欄に「中国」と表記していることに異議を唱えている留学生らが欧州人権裁判所に訴えを起こす方針を示している。外交部(外務省)は15日、台湾人が「中国籍」として扱われていることは重大な人権問題だとし、欧州人権裁判所への提訴を支援する姿勢を見せた。 ノルウェーで学ぶ台湾人留学生らは昨年8月末、ノルウェー政府を相手取って訴訟を起こした。今年4月末に下された一審判決では、居留証の表記はノルウェー政府が順守する「一つの中国」政策に合致しているとされ、訴えが退けられた。不服を申し立てたが、二審、三審のいずれでも請求は棄却された。 留学生らは14日、欧州人権裁判所に提訴する意向をフェイスブックページで表明した。ノルウェーの最高裁の判決から6カ月以内に提訴する必要があり、留学生らは準備を進めるとしている。 外交部は、ノルウェーの裁判所が留学生らの訴えを退けたことは非常に遺憾だと表明した。「台湾は台湾であり、中華人民共和国の一部ではない」とし、影響を受けた人々の権益を取り戻すため、協力する姿勢を示した。同部は欧州連合(EU)にも働き掛ける方針だという。 (陳韻聿/編集:楊千慧)

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(2020/11/16)