「生演奏で県民に元気を」創設50周年の千葉県警音楽隊、記念演奏会へ練習に熱(千葉日報オンライン)

【リンク先抜粋】
 創設から半世紀を迎えた県警音楽隊が、21日に県文化会館(千葉市中央区)で開く50周年記念の定期演奏会に向けて練習に熱を入れている。新型コロナウイルスの影響で一時は中止の恐れもあったが、秋の感染状況を踏まえ、対策を徹底して開催することが決まった晴れの舞台。春以来となる本格的な活動に、平林徹隊長は「生の演奏を届けて県民に元気を与えたい」と話している。  1970(昭和45)年7月に発足した同隊は、県民と県警をつなぐ“音の懸け橋”として、自主コンサートや派遣演奏などを重ねてきた。定期演奏会は毎秋の恒例行事。1年間の活動の集大成と位置付けられ、演奏レベルの高さから好評を博している。  今年は創設から半世紀という大きな節目。年間を通じて「50周年」を打ち出して活動する方針だったが、新型コロナの影響で3月中旬ごろから舞台に立つ機会がゼロに。7月の記念式典は演奏を控える形で開催。その後は派遣が中止となった県内の学校に対し、演奏の模様を収録したDVDを寄贈するなどしていた。  定期演奏会は9月中旬ごろに開催可否が検討され、客席間に空席を設けるなど細心の注意を払った上での開催が決まった。すでに申し込みの受け付けは終了。当日は抽選で選ばれた観客に、NHKの大河ドラマのテーマ曲や同隊が発足した70年代のヒットソングメドレーなど幅広いジャンルの曲を披露する予定だ。  新型コロナの感染拡大でさまざまな活動が制限された同隊だが、プラスに働いた側面もあった。全体練習を避け、少人数ごとに調整を重ねたことで「細部にわたる音づくりができた。演奏レベルや隊員の意識が上がった」(平林隊長)という。  本番まで数日。隊員約30人を率いる5代目リーダーは「生の演奏を県民に楽しんでいただきたい。私たちも聞いていただく喜びを受け止め、コロナ禍を乗り越える気持ちを高めていければ」と抱負を語った。

続きはこちら

(2020/11/16)