岩手雫石から「感謝の椅子」 航空機事故50回忌、富士市に寄贈(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)

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 1971年に岩手県雫石町上空で起きた航空機事故で亡くなった富士市民らを慰霊する施設を管理する一般財団法人「慰霊の森」から、50回忌の節目に椅子6脚が富士市に寄贈された。椅子は同市役所に設置されている。市職員は「事故を知らない市民が増える中、事故やその後の雫石との交流を伝える存在になれば」と期待する。  椅子は、雫石町産アカマツを使用した肘掛け椅子で、木の風合いが生かされている。同町の木工作家の和山忠吉さんが制作した。同市の長年にわたる同法人の運営支援に対し感謝が込められている。  市役所2階ロビーの証明写真機前に4脚、4階福祉総務課窓口に2脚を設置している。  事故は、全日空機と自衛隊機が衝突し、乗客162人が死亡。このうち、富士市の乗客が125人に上った。事故現場に設置された慰霊塔を含む追悼施設「慰霊の森」は50回忌に合わせて大規模改修され、「森のしずく公園」と改称された。  事故が発生した7月30日の献花拝礼式には市長や遺族らが参列するなど同町との交流が続いている。

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(2020/11/16)