中村泰士氏が肝がんを公表、抗がん剤治療を受け経過良好(スポーツ報知)

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 作詞作曲家で歌手の中村泰士氏(81)が16日、自身のSNS(Facebook)で、肝がんで治療中であることを公表した。  所属事務所によると、中村氏は9月末ごろ体調不良を訴え、10月初旬に大阪市立大学医学部附属病院で検査を受けたところ肝臓に腫瘍があることが判明。入院して約2週間、抗がん剤による治療を受けた。転移はなく、経過は良好という。  中村氏は「時代、ジャンルを越えたGentle(穏やか)、Gold(輝く)、Great(優れた)な楽曲を『G POP』として歌い継いで行く活動に、残りの音楽人生を捧げる」と公言。youTubeに「G POPチャンネル」も開設し、そのモチーフにもとづいた楽曲を発表している。  11月14日にはビルボードライブ大阪で「G POPナイト!」と題したワンマンライブ2ステージを開催。ライブでは、ギター弾き語りによる「喝采」などヒット曲や、元号が令和に変わったことを記念して作ったという新曲「新時代」「一本の鉛筆」など14曲を披露し、ファンに元気な歌声を届けた。  今年はコロナ禍で、予定していたライブ活動の多くが中止を余儀なくされたが、その分、創作活動に集中できたという。今月11日には漫才の「オール阪神・巨人」の結成45周年を記念し、二人に提供した楽曲「誠!!浪速の晴れ姿」が配信リリースされる。今後は治療を受けながら、歌手活動、創作活動を続けていくという。

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(2020/11/16)