将棋女流名人リーグ最終一斉対局 加藤桃子女流三段が9戦全勝で里見香奈女流名人への挑戦権獲得(スポーツ報知)

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 将棋の第47期岡田美術館杯女流名人戦(主催=報知新聞社・日本将棋連盟、特別協賛=(株)ユニバーサルエンターテインメント)の女流名人リーグ最終一斉対局が16日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、加藤桃子女流三段(25)が加藤圭女流初段(29)に勝ち、リーグ9勝0敗で里見香奈女流名人(28)=清麗、女流王位、倉敷藤花=への挑戦権を獲得した。  女流最難関リーグに参加する10人による5対局。初参加で首位を走った加藤桃が最終戦も制し、女流名人初挑戦を決めた。局後は「今日はとても緊張しました。最近結果が出ていなくて不安要素はありましたが、何とか勝ち切れました。女流名人リーグは長い戦いを勝ち抜いて初めて挑戦を得られるので、とても尊いことだと思っています」と喜びを語った。  1月17日に開幕する5番勝負で12連覇を目指す里見女流名人に挑戦する。過去5度のタイトル戦では里見女流名人の4勝1敗。再び壁に挑むシリーズに向けて「女流名人というタイトルは第一人者のもので、女流名人イコール里見さんでもあります。今回、また戦えることを光栄に思います」と抱負。「初めての挑戦ですが、思い切りぶつかって獲りにいきたいです」と力強く語った。  7勝2敗の伊藤沙恵女流三段(27)、6勝3敗の鈴木環那女流三段(33)、5勝4敗の加藤圭女流初段(29)、4勝5敗の香川愛生女流三段(27)、同・渡部愛女流三段(27)が残留。4勝5敗ながら順位で下位になる山根ことみ女流二段(22)、2勝7敗の室谷由紀女流三段(27)、上田初美女流四段(32)、千葉涼子女流四段(40)がリーグから陥落し、来期は予選からの参加となる。

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(2020/11/16)