ロッテ沢村はメジャー視野 海外FA権行使を検討(日刊スポーツ)

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ロッテ沢村拓一投手(32)が、メジャーリーグ挑戦を視野に海外フリーエージェント(FA)権の行使を検討していることが15日、分かった。9月上旬に巨人からトレード移籍。ロッテでは22試合で防御率1・71、奪三振率12・43をマークした。ロッテへの感謝の思いは持ちながら、159キロの速球、150キロ台のスプリットは球界屈指で、複数のメジャー球団が獲得調査を進めているとみられ、決断が注目される。 【写真】ロッテ沢村FA行使ならメジャー複数球団が獲得本腰    ◇   ◇   ◇ ロッテの剛腕が、世界最高峰の舞台、メジャーリーグに挑戦する可能性が浮上した。ソフトバンク戦後、沢村は今後について聞かれ「終わったばっかりなんで、これからゆっくり考えます」と話すにとどめたが、関係者によれば、メジャー移籍を視野に海外FA権の行使を検討しているようだ。 中大時代からメジャー球団から注目され、目標の舞台だった。プロ入り後は国際大会の経験も豊富で、13年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では4試合に登板し、防御率2・70。15年にはプレミア12にも出場し、パワー自慢の海外の打者を相手にも動ぜず、力と力の勝負に野球人の心を刺激された。 潜在能力の高さに、メジャーのスカウト陣も目を光らせる。CS第1戦で自己最速を更新する159キロを計測。スプリットは150キロ台前半とメジャーでも希少価値が高く、評価が急上昇している。米球界関係者によれば複数の球団スカウトがロッテ移籍後の投球に熱視線を注ぎ、獲得調査に乗り出しているという。 海外FA権の取得条件を満たした後の10月下旬には、米最大の移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」も投球スタイルを紹介した。「北米でのプレーを望むなら、彼のトレード後の復活と過去の実績、潜在能力は全て有利になるはずだ」と評価。今オフのFA市場の予測は難しいとしながら、例年と同様に救援投手の需要は高いと報じた。 9月上旬に巨人からトレード移籍し、ロッテでは22試合で防御率1・71、奪三振率12・43でCS進出に貢献した。復活を遂げたロッテへの愛着と感謝の思いは強く、近日中に球団と話し合いの場を持つとみられる。日米で「SAWAMURA」に注目が集まる中、決断を下すことになる。 ◆沢村拓一(さわむら・ひろかず)1988年(昭63)4月3日、栃木県栃木市

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(2020/11/16)