名古屋劇的勝利で3位浮上「ほめなければ」監督称賛(日刊スポーツ)

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<明治安田生命J1:名古屋1-0東京>◇第27節◇15日◇豊田ス 名古屋グランパスが劇的勝利で3位に浮上した。 【写真】後半アディショナルタイム、PKを決める名古屋MFマテウス 4位名古屋と3位FC東京の勝ち点1差対決は、後半ロスタイムに名古屋のブラジル人MFマテウス(26)が決勝PKを決め、3試合ぶりの勝利を飾った。 今季の天皇杯出場権が懸かる2位、来季のACL出場権が懸かる3位以内へ、両軍とも負けられない試合だった。 その中でスコアレスドロー濃厚と思われた後半48分だった。右サイドからペナルティーエリアに進入手前、マテウスが放ったシュートが東京のハンドを誘った。これを同50分、マテウス自身が左足で冷静にPKを決め、3試合ぶり今季8点目。その数分後に試合終了の笛が鳴った。9戦未勝利だった難敵東京を倒した。 殊勲のマテウスは「難しい試合になると予想していた。最後の最後にゴールを決められ、大きな勝ち点3をつかめた」と喜んだ。 FW金崎夢生(31)が前節サンフレッチェ広島戦で右膝全十字靱帯(じんたい)損傷などの大けがで今季絶望となっていた。FW山崎凌吾(28)も故障離脱しており、大型FW2人を欠いて臨んだ試合。阿部浩之(31)とガブリエル・シャビエル(27)の緊急2トップが先発していた。 「金崎はすごく重要な選手。ポストプレーができる彼がいないので、スピードで勝負した。彼のために大きな勝利をつかめた」とマテウス。「本来はPKは金崎が蹴っていて、阿部も交代していなかった。相手GKは身長が高いので、速いPKを心がけた」と、右スミに決めた歓喜のPKを振り返った。 マッシモ・フィッカデンティ監督(53)も「ああいった形で冷静に決めてくれた。選手は後半、疲れがあったが、我慢しながら戦い、その中で最後に勝ち点を取りに行った。厳しい状況で勝ちにつなげた選手をほめなければいけない」と称賛した。 今季13度目の無失点に貢献したDFオ・ジェソク(30)は「無失点へは準備していたし、自信もあった。自分の役割ができてチームに貢献できた。できるだけ上の順位になることが、来季にもつながる。サポーターのためにも必死で頑張る」と意気込む。 残り5試合のうち、ホームは4試合も残す。コロナ禍による変則日程がもたらした偏りで、マテウスは「残り試合すべてで、勝ち点を積み上げていく」と必勝

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(2020/11/15)