名造園家・中根金作知って 湖西の研究会、書籍出版(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)

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 磐田市出身で世界的造園家として知られる中根金作(1917~95年)の自叙伝や湖西市新居町での業績をまとめた書籍「造園家 中根金作の軌跡」がこのほど、静岡新聞社から発売された。  中根は金閣寺(京都市)の庭園修理や足立美術館(島根県)、米・ボストン美術館、カーター元大統領記念館などの作庭で知られる。80年ごろから文化事業に熱心だった当時の新居町の依頼を受けてまちづくりに従事し、40以上の事業で設計や整備に取り組んだとされる。  四六判、213ページ。本紙で90年に連載した自叙伝をまとめて収録している。新居文化公園の整備など同町で手掛けた事業についてはマップや写真、年表を交えて紹介。中根と一緒に公園の設計などに携わった関係者を招き昨年開かれた座談会の記録なども掲載している。  本を自費出版した「湖西市新居・中根庭園を研究する会」の吉元洋美会長(51)は「中根さんが手掛け、今も残る庭園や公園は地域の財産。まちづくりに込めた思いを知ってもらいたい」と話した。  税込み1760円。県内の書店で取り扱っている。同会のホームページからも注文可。  ■ゆかりの庭園ツアー 23日、来月20日  「造園家 中根金作の軌跡」の書籍出版に合わせ、中根金作にゆかりのある湖西市新居町の庭園や公園を歩いて巡るツアーが23日と12月20日の午後1時半から開かれる。主催する「湖西市新居・中根庭園を研究する会」が参加者を募集している。  JR新居町駅に午後1時15分までに集合する。定員は各日30人。参加費は書籍付きで3500円。既に購入済みの人は書籍代を引く。申し込み、問い合わせは同会<電090(6090)6716>へ。

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(2020/11/15)