【高校サッカー】激戦区千葉決勝は市船橋が8年連続の顔合わせ・流経大柏を延長戦で下し全国へ(スポーツ報知)
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◆全国高校選手権 千葉県大会▽決勝 市船橋1―0流経大柏(15日・フクアリ)
第99回全国高校サッカー選手権への切符をかけた千葉県大会決勝は、8年連続の顔合わせとなる市船橋と流経大柏の2校が激突。スコアレスドローのまま延長戦に突入し、延長前半6分から出場した市船橋のMF岩田夏澄(3年)が決勝ゴールを挙げ、1―0で千葉の頂点に立った。全国選手権出場は2年連続23度目。
両校ともに100分で放ったシュートは4本ずつと互いに決定機を作らせまいと、激しい攻防戦を繰り広げる。延長前半から出場した岩田が同後半10分に豪快なミドルシュートを放ち決勝点。真っ先に「人間的にも成長させてくれた」波多秀吾監督の元へ駆け寄った。「抱きついたら泣いてて、波多先生に優勝をあげられて良かった」と満面の笑みを見せた。
開幕1週間前に左太ももを肉離れ。完治はしていないが、なんとかチームの力になりたいという思いからこの日ピッチに立った。「絶対にシュート1本は打って決めようと思っていた」とまさに有言実行。復帰戦で大仕事をやってのけた。一躍ヒーローとなったが「まだ実感はないです」とゴールした瞬間の記憶もなくなってしまうほどのうれしさ。宿敵を破り頂点に立った喜びをかみ締めた。
昨年は全国選手権1回戦で日章学園(宮崎)にPK戦の末敗退。悔しさを味わったが、今年は「最後に波多先生を胴上げできるように頑張りたい」と市船橋史上6回目の全国制覇に向け、力強く前を向いた。
組み合わせ抽選会は16日、オンラインで実施される。大会開幕は12月31日。決勝戦は1月11日に埼玉スタジアムで行われる。