ソフトバンク中村晃、意地の2打席連続弾で逆転勝利に導く(産経新聞)

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 4年連続日本一に向け、クライマックスシリーズの関門を力強く突破した。ソフトバンクは2戦連続の逆転勝ちでロッテを退け、日本シリーズに歩みを進めた。グラウンドを一周し、本拠地のファンと喜びを分かち合った工藤監督は「パ・リーグの代表として日本シリーズに出られるのを誇りに思う。一丸となって日本一を目指していきたい」と喜びを爆発させた。  王手をかけて臨んだ第2戦で大きな仕事を果たしたのは選手会長の中村晃。7番打者とレギュラーシーズンで一度もなかった打線の下位に入ったが、2打席連続2ランという最高の結果で意地を示した。  まずは3点を先行された二回。1死一塁で低めの速球をすくい上げて右翼席へ運んだ。四回には1死二塁から再び右越えに逆転の2ラン。続く8番の松田宣も左翼に大きな一発をたたき込み、ロッテ先発のチェン・ウェインをマウンドから引きずり下ろした。  中村晃はポストシーズンで7年連続本塁打となり、今シリーズの最優秀選手にも選ばれた。短期決戦で強い理由について「(大事なのは)どこで打つか。勝ちにつながる一打を意識している」と胸を張った。  リーグ2位だった一昨年、昨年と違い、レギュラーシーズンとCSを制しての日本シリーズ進出。この日のように下位打線の一打で試合を大きく動かせるのも底力の証だ。指揮官は「リードされていても、1点でも取れば雰囲気が変わる。そういう風にしてくれる選手たちがすごい」と選手たちをたたえた。(上阪正人)

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(2020/11/15)