来週(11/16~20)の日経平均株価の予想レンジは、2万4900~2万5700円! 29年ぶりの高値圏も「売り圧力」は弱く、株価下落時の“押し目狙い”がおすすめ(ダイヤモンド・ザイ)

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●日経平均株価は「2万5500円」を突破し、 約29年ぶりの高値水準まで急伸!   今週(11月9日~13日)の日経平均株価は、大幅に上昇しました。  11月7日、米国で民主党のバイデン氏が大統領選挙での勝利宣言を行ったことで、それまでの先行き不透明感がひとまず後退しました。それを受けた日経平均株価は、週明け9日に2万4568.84円で始まると、その後も海外勢の買い戻しと見られる売買が強まる形で上昇を続け、12日には一時2万5587.96円と約29年ぶりの高値水準を回復しました。 ■日経平均株価チャート/日足・3カ月  さらに11月9日に、米国のファイザー(PFE)とドイツのバイオンテック(BNTX)が開発中の新型コロナウイルス向けワクチンに関して、治験での有効性が90%を超えるなど実用化に向けて大きく前進したと伝わったことで、これまで長く低迷していたバリュー株を見直す流れが強まりました。  しかし、12日には国内でも新型コロナウイルスの1日の新規感染者数が1661人と過去最多を記録したほか、急ピッチで上昇した株価に対する過熱感が警戒され始めたこともあり、13日の日経平均株価は前日比135.01円安の2万5385.87円で引けました。 ●来週の日経平均株価は、新型コロナが重荷になりながらも 下値は堅いので「押し目狙い」のスタンスで!  【来週の日経平均株価の想定レンジ】  2万4900円 ~ 2万5700円    来週(11月16日~20日)の日経平均株価は、今週に引き続き、新型コロナウイルスの感染拡大に神経質になりながらも、基本的には下値の堅さが意識されやすいでしょう。  11月に入ってからの株価上昇により、それまで他の先進国に比べて出遅れていた日本株は大きくアウトパフォーム(相対的に上昇)しました。そのため、海外の投資家も日本株のウエートを引き上げる動きを見せており、調整場面での押し目買い意欲は高まると考えられます。  また、急激な上昇に対する過熱感が意識されますが、約29年ぶりの高値水準ということから「戻り待ちの売り(下落している株が一時的に上昇した局面で売り逃げること)」の圧力は弱く、下落しても一時的なもので終わることが期待できるので、押し目を狙いたいところです。  個別銘柄の物色については、今週はグロース株(成長株)からバリュー株(割安株)

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(2020/11/15)