オーガニックの潜在ニーズにこたえる有機即席カップ麺(日本食糧新聞)

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オーガニック食品といえばスローフードを象徴する印象だが、お湯を注ぐだけで食べることができたら、生活に取り入れる余地が広がるかもしれない。その潜在ニーズに取り組み、オーガニック専門店のビオセボン・ジャポンは、9月にオーガニックのカップ麺を立て続けに発売した。 イタリアからの直輸入で商品化したのが「マイ インスタント パスタ」(本体価格398円)で、主要客層である女性向けに、トマトベースとチーズソースのショートパスタ2品を揃える。 国内メーカーと共同開発した「有機焼きそば」(同480円)と「有機ヴィーガン醤油ラーメン」(同435円)は、有機JAS認証を取得している。当面はビオセボンだけで取り扱う先行販売品だ。 醤油ラーメンのスープは、野菜や昆布を組み合わせることにより動物性の素材を使用せずに仕上げた。ビーガン対応のラーメンは外食のほかカップ麺にも先行事例があるものの、オーガニックかつカップ麺となると、おそらくほかにない。焼きそばのソースは、コクを深めるためにカキやホタテエキスを使用している。 商品部の今井顕輝部長は「オーガニックを日常使いにしていただくために、商品開発の方針は大きく二つ、リーズナブルとライフスタイルへの対応だ」と語る。オーガニックカップ麺では簡便性を求める生活ニーズに対応した。商品のインパクトは十分、初動は順調という。

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(2020/11/15)