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　院内クラスターが起きた浜松市の遠州病院が11月14日夜、会見を開き、感染が確認された状況と対策を説明しました。入院や救急の受け入れなども制限します。 ＜遠州病院　大石強病院長＞「多大な不安と心配を与えている状況を申し訳なく思っています」 　遠州病院では11月7日以降、看護師1人といずれも70歳以上の入院患者6人の感染が確認され、浜松市はクラスターと認定しました。患者の1人は死亡しています。大石病院長によりますと、患者が確認される度にスタッフや患者の抗原検査を実施し、陰性の判定が出ても、また新たな患者が確認される状況だったということです。 ＜遠州病院　大石強病院長＞「それがコロナの怖いところで、定期的に見ていかないと陰性になっても安心できないと改めてわかった」 　遠州病院は、まだ院内感染の拡大を封じ込めたとは言えないとして、院内感染対策委員会を立ち上げ、手術やリハビリの中止、患者が確認された入院病棟の閉鎖、救急の受け入れの制限などの対策を講じています。

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(2020/11/15)