V京都橘5戦32得点2失点、亡き先輩に吉報届ける(日刊スポーツ)

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<全国高校サッカー選手権京都大会:京都橘2-1東山>◇決勝◇15日◇サンガ 京都橘が2大会連続9度目の全国出場を決めた。 【写真】喪章を手に、集合写真におさまるMF鎌田翔大 前半35分、FW木原励(2年)がスローインから頭で押し込み先制。後半6分にもMF宮嶋大輝(2年)が追加点を決めた。 後半に東山のMF藤枝康佑(2年)に1点を返され、試合終盤には東山の猛攻にヒヤリとする場面もあったが、守り切った。 試合終了後、記念撮影をする選手の手には、喪章が握られていた。10月に交通事故で命を落とした、昨年度のOBに向けたものだった。 「(部員は)動揺してました。2、3年生は一緒にやってましたから」と米沢一成監督はうつむいた。 途中出場のMF鎌田翔大(2年)は一緒にプレーした経験があり、「自分が1年生で試合に初めて出たとき、最初に声をかけてくれた。サッカーがうまくて、優しくて面白い先輩」と思いをはせた。引退と同時にもらった背番号入りのシャツは、宝物だ。 J2徳島への加入が内定しているFW西野太陽(3年)も「優勝して、いい知らせを届けられた。でも、まだ通過点。全国で一歩ずつ報告できたら」。 今大会では、5戦32得点2失点と圧倒的な得点力を見せた。全国の最高成績は、12年度の準優勝。亡き先輩の思いを胸に、日本一を目指す。【佐藤あすみ】

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(2020/11/15)