アルファタウリ・ホンダ、ガスリー車のパワーユニット交換を申請も一転撤回。パルクフェルメ規則違反の疑い?|F1トルコGP(motorsport.com 日本版)

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 アルファタウリ・ホンダは、土曜日の夜にピエール・ガスリーのマシンのパワーユニット(PU)を交換することを申請した。FIAはこれを承認したものの、チームは後にこの申請を撤回した。しかしこのPU交換が実際に行なわれなかったことが確認できないなどパルクフェルメ規則に違反している可能性があるため、現在FIAの調査対象となっている。 【更新中】F1トルコGP:決勝ライブテキスト  ガスリーは大波乱となった予選をうまく戦い抜くことができず、15番手で終えた。グリッド後方に沈んだことにより、おそらくシーズン最終戦までを戦い抜くための戦略的な理由から、チームはPU交換を申請。FIAからこれが許可された。  今回新品のPUを投入すれば、残り3レースを無交換で走り切ることができるはずであり、今後グリッド降格ペナルティを受けるリスクが少なくなるだろう。  しかしその後、マクラーレンの2台にグリッド降格ペナルティが科されたため、ガスリーのグリッドもふたつ繰り上がり13番手となった。チームは、このグリッドポジションを無駄にする必要はない……そう判断したようだ。  土曜日の夜、ガレージではすでにPU交換の作業が始められていたが、結局日曜日の朝になって、PU変更を取り下げる旨を通知した。  しかしFIAの技術代表であるジョー・バウアーは、今回の変更が「物理的な問題」ではなく、「戦略的理由」から申請されたものだと、スチュワードに対して指摘した。  パルクフェルメのルールでは、チームがパーツを変更する場合には、技術的な問題が発生し、交換する部品が同じ仕様であることが証明される場合にのみ許可される。  PUのエレメントにはこの変更が適用されないのが一般的だが、戦略的な理由からのPU交換だと判断されれば、”技術的な問題が発生”した場合に変更が許可されるというルールに抵触する可能性がある。その上、実際に作業が開始され、マシンのリヤエンドは外されてしまっていた。そのためFIAは、他の変更が行なわれていないということを確認できなかったと言われている。  バウアーは報告の中で、次のように述べている。 「昨日、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ・チームは、10号車の全てのPUエレメントを新しいモノに変更することを要求した。このリクエストは2020年の9月14日(原文ママ。実際には11月14

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(2020/11/15)