燐光群「拝啓天皇陛下様」開幕、小説と現実の世界を行き来する夫婦の姿描く(ステージナタリー)

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燐光群「拝啓天皇陛下様 前略総理大臣殿」が、去る11月13日のプレビュー公演を経て、昨日14日に東京の座・高円寺1でスタートした。 【写真】燐光群「拝啓天皇陛下様 前略総理大臣殿」より。(撮影:古元道広)(メディアギャラリー他8件) 「拝啓天皇陛下様 前略総理大臣殿」は、坂手洋二が「拝啓天皇陛下様」をはじめとする作家・棟田博の著書から着想を得て書き下ろし、自らの演出で送る作品。今回は棟田の小説「拝啓天皇陛下様」から一部が引用されるほか、劇中では現代を生きる官僚とその妻が小説世界と現実世界を行き来するさまが描かれる。坂手は開幕に際し、「同じ舞台に二つの世界を重ね合わせる、演劇ならではの豊かさをお見せできればと思います」と意気込みを語った。上演時間は約2時間14分。 東京公演は11月22日まで行われ、その後は24・25日に愛知・愛知県芸術劇場、27日から29日まで兵庫のAI・HALL、12月1日に岡山・岡山市立市民文化ホールでも上演される。坂手のコメント全文は下記の通り。 ■ 坂手洋二コメント かつて渥美清主演で映画化され「国民的喜劇」として成功を収めた棟田博の「拝啓天皇陛下様」。その愛読者である、現代を生きる官僚とその妻が、軍隊同様の「生きにくさ」「宮仕えの辛さ」に耐えながら、小説世界と、不条理な現実社会を行き来する。同じ舞台に二つの世界を重ね合わせる、演劇ならではの豊かさをお見せできればと思います。 ■ 燐光群「拝啓天皇陛下様 前略総理大臣殿」 2020年11月13日(金)~22日(日) 東京都 座・高円寺1 2020年11月24日(火)・25日(水) 愛知県 愛知県芸術劇場 2020年11月27日(金)~29日(日) 兵庫県 AI・HALL 2020年12月1日(火) 岡山県 岡山市立市民文化ホール 作・演出:坂手洋二 出演:猪熊恒和、大西孝洋、鴨川てんし、川中健次郎、円城寺あや、中山マリ、宮島健、樋尾麻衣子、杉山英之、荻野貴継、武山尚史、山村秀勝、町田敬介、西村順子、Tanikawa Shogo

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(2020/11/15)