国内ツナ缶ほぼ静岡県内産 缶詰王国、食卓で活用しちゃお!(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)
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■食べ頃さまざま
山梨缶詰(静岡市清水区)の田中康裕さんは「魚の缶詰は賞味期限ぎりぎりがおいしい」と話す。いちまる(焼津市)の本多真さんによると、一般的にツナ(マグロ、カツオ)缶の賞味期限は3年。製造後1年くらいたつと、味がなじんでくるという。一方、果物や野菜の缶詰は、鮮度が高く歯応えがあるうちに食べるとよい。田中さんは、サバ、イワシ、サンマなど油分の多い青魚は「温めて軟らかくして味わってほしい」と勧める。
■オイルもうま味
はごろもフーズ(静岡市駿河区)の金子茉由さんは「ツナ缶の油は捨てないで」と呼び掛ける。炒め物の油に使ったり、ツナと一緒にみそ汁に入れたり、ドレッシングのベースにしたり。余すことなく活用できる。
県商工会連合会のアンテナショップ店長木戸口哲也さんによると、「缶詰の油には素材のうま味が染みこんでいる。オイルのなめらかさが素材に、素材のうま味がオイルに…と、相乗効果で味が高まっている」。サラダやパスタなど油が必要な料理には、缶詰の油を優先して使っている。
ホテイフーズコーポレーション(静岡市清水区)の水野拓真さんによると、焼き鳥やコンビーフなどの畜肉缶のたれや汁も同様という。缶詰はすべて加熱調理済み。炒め物などの料理では「できるだけ後半に入れて、火を通しすぎないことがポイント」と付け加えた。