アクセス解析が困難に? 流入元URL情報制限の動き(HARBOR BUSINESS Online)
【リンク先抜粋】
Webのリファラ(referer)を理解するには、元になる refer という単語の意味から考えるとしっくりと来る。refer は「~に言及する」「~を参照する」といった意味の言葉だ。referrer で「言及する人」という意味になる。
ちなみに本来のリファラは「referrer」という綴りだが、Webのリファラは歴史的に「referer」という綴りになっている(rが1つ少ない)(RFC 2616)。
では、Webのリファラについて見ていこう。
たとえば「ニュースABC」というWebページで、「動物園ZOO」というWebページを、リンク付きで紹介していたとする。このとき、「ニュースABC」は「動物園ZOO」について言及したわけだ。そして「動物園ZOO」にとって、「ニュースABC」は「言及した人」、つまりリファラ(referrer)になる。
こうした言及元のことを、リファラやリンク元などと呼んだりする(IT用語辞典 e-Words)。
このリファラを、技術的な観点から見てみよう。
Webブラウザとサーバーのやり取りは、HTTPというルールでおこなわれている。このルールのもとでWebブラウザがサーバーと通信する際は、HTTPヘッダと呼ばれる情報を送る。
Webブラウザからサーバーに送信するHTTPヘッダには、HTTPリファラという情報(Refererという項目)が含まれている。そこには、言及元のURLが記載されており、サーバー側は、どのWebページからやってきたのかが分かる。
このリファラの情報が得られれば、どういうことが分かるのか、具体例を元に説明する。