巨人・岡本 初の2冠王にも納得せず「自分の目標に全部達していない」(東スポWeb)
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巨人・岡本和真内野手(24)が自身初のタイトルを獲得し、31本塁打、97打点でリーグ2冠に輝いた。
14日のDeNA戦(横浜)で今季の全日程を終了し、本塁打では村上(ヤクルト)と大山(阪神)に3本差をつけ、打点でも2位の村上(86)を11打点も引き離してのフィニッシュとなった。
24歳以下で本塁打、打点の2冠達成は1998年の松井秀喜以来、7人目。ちなみにコロナ禍の今季は120試合の短縮シーズンとなったが、143試合で換算すると37本塁打、114打点のペースだった。
高卒6年目でタイトルに手をかけた背番号25は「まさか自分が取れるとも思っていなかったですし、野球人生の中で一回は取りたいなと思っていたので、それを2つも取れてうれしい」とはにかんだ。
岡本が最も重視してきたのはチームを勝利に導く一打。4番としてリーグ連覇にも大きく貢献したが、打率2割7分5厘、31本塁打、97打点の成績には納得できない様子だ。
「自分の目標に全部達していないので。納得いく数字には30本いって良かったですけど、全部自分の目標にするところではないので悔しい気持ちもありますし…。まあでも、その中でも優勝できたことが一番うれしいので自分個人のことに対して良かったなって思うことはないです」
コロナ禍になる以前の年始には「打率、本塁打、打点でキャリアハイを目指す」と打ち立てていた。その言葉に従えば、2018年の打率3割9厘、33本塁打、100打点が〝最低ライン〟ということか…。現状に満足しないあたりが、さらなる進化を生み出しそうだ。