社民党が事実上の分裂、所属国会議員が福島氏1人に(日刊スポーツ)

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社民党は14日、都内で臨時党大会を開催し、事実上の分裂が決定的となった。 国会議員や地方組織が立憲民主党(立民)へ合流することを容認する議案が採択され、賛成84、反対75の賛成多数で可決された。一貫して合流反対を訴えてきた福島瑞穂党首は冒頭あいさつで「解散合流の道を選びません。社民党は残ります。社民党を再生します」としたが福島党首を除く、吉田忠智幹事長、吉川元衆院議員、照屋寛徳衆院議員の3人が離党し、立民への合流が確実視されている。 地方議員、組織は合流の賛否で割れており、吉田幹事長が議案を説明すると、この日出席した代議員から厳しい追及の声が上がり、質疑では怒号が飛び交う場面もあり、党内の分断も明らかになった。 社民党は1945年に誕生した日本社会党を経て、96年に社会民主党と改称した。94年6月に発足した自社さ連立政権では社会党の村山富一首相を輩出しているが党勢の衰退を続け、伝統ある党は分裂必至となった。公職選挙法の政党条件は「国会議員が5人以上」、または「直近の衆院選か参院選で2%以上の得票率」と定められている。社民党は昨夏の参院選比例区で得票率が2%超え、2022年までは政党を維持できるが、所属国会議員が福島氏1人となった現状では今後は厳しい情勢だ。

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(2020/11/14)