F1トルコFP3:再舗装路面&雨で各車お手上げ。スピン続出の中レッドブル・ホンダのフェルスタッペンが首位(motorsport.com 日本版)
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F1第14戦トルコGPのフリー走行3回目が行なわれた。ウエットコンディションとなったこのセッションでトップタイムを記録したのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。
【リザルト】F1第14戦トルコGP:フリー走行3回目結果
9年ぶりのF1開催に向けて路面が再舗装されたことにより、スリッピーな路面となっているイスタンブール・パーク・サーキット。走行初日はスピン、コースアウトが相次ぎ、想定されていたラップタイムに届かないという状況だった。
そんな状況に追い討ちをかけるかのように、走行2日目は小雨が降るウエットコンディションでスタート。FP3開始時の気温は12℃、路面温度は15℃だ。まずロマン・グロージャン(ハース)がインターミディエイトタイヤでコースインし、それに他車が追随していった。
路面はそれほど濡れてはいないものの、元々滑りやすい路面であることも手伝ってか、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)、ランド・ノリス(マクラーレン)、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)などスピンするマシンが続出。シャルル・ルクレール(フェラーリ)はエステバン・オコン(ルノー)とターン12で接触し、オコンがスピンするという一幕もあった。各車が1分50秒台のタイムに留まる中、フェルスタッペンが1分48秒485を記録してトップに立った。
セッション開始から10分が過ぎると、ドライバーたちは雨量の増加を訴えはじめ、マクラーレン勢をはじめ浅溝のインターミディエイトタイヤから深溝のウエットタイヤに交換してコースに出るマシンが増えていった。しかしながらウエットタイヤを履いても操縦性は安定せず。各車タイヤの温度を上げられず、スピンの連鎖は収まる気配がなく、ダニール・クビアト(アルファタウリ)は「毎周スピンしてる」と訴えるほどだった。
しばらくピットガレージで静観していたルイス・ハミルトン(メルセデス)もウエットタイヤでコースイン。しかしゆっくりと1周走った後、ピットに戻っていった。
その後雨量は増え、マシン後方からはウォータースクリーンが上がるようになっていった。当初はフェラーリ勢を中心に数台が精力的に走行していたが、コンディションがますます悪化していっため、コース上のマシン台数も徐々に減っていった。
セッション折り返しを過ぎたあたりで、コース上のマシンはゼロ