韓国文大統領がトランプ敗北で窮地、「北朝鮮核問題」の行方を元駐韓大使が解説(ダイヤモンド・オンライン)

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 バイデン氏は11日に欧州主要国の首脳と電話会談し、気候変動問題やウイルス対策で連携強化を確認したのに続き、12日には菅首相とも電話会談し、海洋進出を強める中国への対応などについて話し合った。今後、国際政治の問題で取り上げる重点課題は、中国に対抗する日米豪印や韓国など、民主主義という価値観を共有する西側陣営の結束の強化であり、それは東アジアにおいては、韓日米安保協力の強化、米韓同盟の復元である。 ● 韓国は原則を破って 北朝鮮政策の米韓協調を要求  そうした中で韓国政府の対米アプローチは、北朝鮮政策だけに焦点を合わせ、米朝対話、北朝鮮との関係改善を図るよう、米国を説得することである。しかし、バイデン氏は朝鮮半島の問題について、北朝鮮政策はもちろん、朝鮮半島ラインの人事に手も付けていない。  韓国は康京和外相が米国を訪問し、バイデン人脈と接触を図っているようであるが、米国とはすれ違いの会談に終わるだけのように思われる。中央日報はこのことについて「バイデン側が外国接触禁止令中なのに……韓国外交部長官の訪米は『ナンセンス外交』」と皮肉っている。  その記事の中で、韓国国家戦略研究院の申範チョル(シン・ボムチョル)外交安保センター長は「承服しないトランプと共和党の立場では、バイデン側と接触しに行く韓国の行動が軽々しく映る可能性がある。バイデン側は韓国がこれまでの縁をもとに面談をねだっているように見えて負担を感じるか、面談禁止原則を破って韓国と会う人々の立場がかえって弱まる場合もある」と述べた。  これはトランプ政権発足前、後に大統領補佐官となったマイケル・フリン氏が駐米ロシア大使と会ってFBIの捜査を受けたことで、業務引き継ぎ時の外国人との接触に慎重になっている状況を無視して、韓国が身勝手な行動を取っていることを批判したものである。

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(2020/11/14)