13人殺害事件めぐる被害女性への“偏見”の数々。イギリス警察が謝罪「さらなる苦痛を与えた」(ハフポスト日本版)

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この事件は1975~80年、イギリス中部のヨークシャー地方を中心に13人の女性が殺害された。 BBCによると、当時の警察や検察、記者らは、被害者の半数を占めていた性産業従事者について、偏見に基づいた差別的な対応をしていたと非難された。 彼らの偏見は、言動や態度にとどまらず、捜査そのものにも影響していた。 ガーディアンによると、警察は、違法な性産業従事者ではない女性を“罪のない女性“と呼び、そうした女性たちの命が奪われてようやく、事態を深刻に捉え始めたという。それどころか、公共の安全を守る責任を女性たち自身に転嫁し、夜分に外に出歩かないよう求めていた。 ウエストヨークシャー警察のベテラン刑事は、記者会見で次のように語ったという。 「被疑者は、性産業従事者を嫌悪していることを示している。多くの人たちと同じだ。警察としては引き続き、違法な性産業従事者を逮捕する。しかしながら、リッパーはさらに“罪のない女性”たちにも手をかけ始めている」 さらに、当時の事件の担当検事は、裁判で次のような差別的な発言を残している。 「被害者の中には違法な性産業従事者もいたが、この事件でもっとも悲劇的なのは、それ以外の人たちも犠牲になったことだ。最後の6つの事件は、真っ当な女性たちへの暴虐だった」

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(2020/11/14)