「光化門集会は殺人者」と言っていた文政権、民労総の集会は放置(朝鮮日報日本語版)

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 10月の政府糾弾集会への対応は、今回とは全く違っていた。「防疫」を掲げ、集会予定日の前日からソウルの光化門広場一帯に警察バス500台と鉄製のバリケード1万個を配備し、集会当日には1万2000人の警察要員まで動員して一帯を完全に封鎖した。ソウル市の境界から漢江の橋など、集会場所へ向かうルートの要所に三重の防御線も張った。通過する乗用車を止めて窓を開けさせ、太極旗を所持した市民まで通行を妨げた。  光化門一帯では、集会参加者はもちろん一般市民の通行も遮断された。人影が途絶えたことで、一帯の商店は週末の営業を諦め、飲食店があらかじめ準備していた数十万ウォン(10万ウォン=現在のレートで約9420円。以下同じ)から数百万ウォン(100万ウォン=約9万4200円)分の食材を廃棄するという事態も各所で繰り広げられた。当時、警察は「大規模集会の懸念」を強硬対応の根拠として掲げたが、実際のソウル都心地域における開天節集会参加者は200人程度だった。  そんな韓国警察とソウル市に「今回の民労総集会には寛大な理由」を尋ねると「ソーシャルディスタンスが第2段階から第1段階へ緩和されたことにより、コロナ拡大の懸念が低下したから」という見解を明かしてきた。先月からソウル市内の集会人員制限も「10人未満」から「100人未満」に緩和された-という説明だった。  しかし実際には、コロナ危機は10月より今の方が深刻だ。開天節集会を控えていた10月1日、2日の時点で、コロナの1日確定患者数はそれぞれ77人と63人だった。逆に今月11日の確定患者数は146人、12日は143人だ。1日に発生する確定患者の数は10月上旬の倍になっているにもかかわらず、政権寄りの団体に対しては大規模デモを許容しているのだ。ソウル警察庁の関係者は「今週末の集会にも数千人の警察要員を動員して十分な対応を行う予定」と語った。

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(2020/11/13)