アドバンテスト、20年度業績見通しを上方修正(LIMO)

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 20年度通期業績を売上高2750億円(従来予想2600億円)、受注高2600億円(同2400億円)、営業利益525億円(同450億円)に見直した。主力のテスター部門ではメモリー向けの売上高予想は変更ないものの、SoCテスターの予想を従来の1040億円から1170億円に引き上げた。  第1四半期決算時点で、米中対立の影響からOSATをはじめとする顧客企業のテストキャパシティーが余剰化すると予想。他分野への転用など、余剰キャパの解消には半年~1年程度かかると見込んでいた。しかし、9月半ば以降、スマホの同業他社が21年以降に向けた積極的な事業計画を打ち出したことから、状況が好転。「余剰テストキャパの解消は年内に峠を越える」(吉田芳明社長)見通しで、足元では追加のテスター投資が検討され始めるなど、顧客の動きが一気に活発化しているという。  足元の受注も好調だ。第2四半期(7~9月)受注高は当初、555億円を見込んでいたが、結果は641億円となり80億円強上ぶれた。上ぶれ分は車載・産機・民生向けで半分程度を占めたほか、ディスプレードライバーIC向けの受注も旺盛だった。

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(2020/11/13)