【安西幸輝×鈴木優磨特別対談】Vol1.古巣・鹿島への思いについて(VICTORY)
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Q:過去を振り返ることになるのかもしれないですけど、改めてアントラーズで一番かけがえのない経験になったのはなんですか?
鈴木:「サッカー人生において、その人のキャリアがどれだけ輝かしいものであるかは、引退した時のタイトルの数で決まる」って、ジーコが言ってたんですよ。僕も安西も優勝できるチームには来ていないので、優勝できる環境にいることは幸せだなって改めて思うし、貴重な経験だと思ってます。
Q:取ったタイトルの中で印象に残ってるものを1つ挙げるとしたら何ですか?
鈴木:やっぱACLですかね。ちゃんと自分がスタメンで出始めて取れたタイトルだったので、すごく思い入れがありますし、優勝っていいなって改めて思いました。それ以外にも3つタイトルは取ったんですけど、全部(試合に)出て勝つって意味では、それらとはまた違ったような感覚でしたね。
Q:安西選手は、アントラーズ在籍期間で得たものや感じたものについて、どうですか?
安西:僕は一年半しかいなかったんですけど、鹿島は、チーム内の競争がすごく激しいし、どの選手をとっても良い選手だなって思いますね。僕は入団した年にACLを取れたんですけど、あのACLも、一回戦二回戦準決勝と大変な試合が続く中で、選手自身がうまく軌道修正しながら戦ってたんですよね。そこが鹿島のすごいところだと思っていて、僕はついていくので精一杯だったので、タイトルに貢献できたとはちょっと言い難いですけど、すごく印象に残ってます。
Q:アントラーズの動向ってお二人は今も気にしてますか?
鈴木:僕は非常にみてますね。(三竿)健斗とかと連絡取って「今どういう感じ?」とか、「どういうメンバーなの?」とかは聞いてますね。
Q:鹿島にどんなことを期待していますか?
鈴木:今年からサッカーが変わって、今まではどちらかというとリアクションサッカーだったんですけど、ザーゴ監督になってから、「自分たちのサッカーで勝ちたい」っていう方向になってますね。まだ走り出すには時間がかかるとは思いますけど、常に優勝争いしてるチームなので、毎年少なくとも一個はタイトルを取ってほしい、って気持ちで見てますね。
安西:僕もこの間の(アントラーズと)町田との練習試合をYouTubeで見たんですけど、僕らがいた時にメンバーにも絡んでない(関川)郁万だったりが試合に出てて、「こいつ成長して